先日ご縁をいただきまして、ずっと会いたかった藤原智貴さんにお会いすることができました。
智貴さんは岡山県にお住まいで、岡山県第一号の介助犬ダイキチくんと過ごしています。
サーフィン中の事故で胸の半分から下が麻痺してしまい、全く動かすことができなくなってしまったそうです。
そのため両手の握力がなく指が動かせないとのことでした。
今回貴重な時間を割いていただき、智貴さんにお会いしてみたらびっくり!
ほとんどのことはご自身であっさりとこなしてしまうんです。
普段、智貴さんはパラサーファーとして、大好きな波乗りの試合に出たり、
ダイちゃんといっしょに介助犬の講演活動などをして忙しく活躍されています。
智貴さんにお会いした印象は本当に明るく、話題がとても豊富!
笑いながら話していると介助犬のダイちゃんを忘れてしまうほど。(ごめんね)
甘え上手なダイちゃんが、私の足にぴったりくっついて眠っている姿をしばらく見ていました。
介助犬や、盲導犬、聴導犬などについて、さまざまな意見があるのだと聞きましたが、
彼らはお仕事をさせられているなんていう感覚ではないんだろうなぁと実感しました。
たぶん大好きな飼い主さんと一緒にいたい、という気持ちが一番なんだな~と。
だって横に寝ていたアンリと全く同じなんですもの!
少し違うのは、ダイちゃんはアンリよりもできることが多くてお手伝いが上手な子。
だからダイちゃんはきっとお仕事という感覚より、
大好きな智貴さんとの時間を共有しているだけなんだなぁと思いました。
今回大切な出会いをいただき、智貴さんとダイちゃんからいろいろなことを教えてもらいました。
私は医療人として、介助について特別に思ったりはしていませんでしたが、
何が自分にできるのかわかっていませんでした。
今回いただいたご縁はとても意味のあるもので、私たちの気持ちを大きく動かすものになりました。
微力ながら、私のライフワークとしてこれからもっと犬と人をつなぐお手伝いをしていきたいなと思いました。
ちなみに!
ダイちゃんのお口は藤原家のご家族みなさんのケアがよく行き届いており、とてもきれいでした♡
智貴さん、ダイちゃん、今度は岡山に会いに行くね!